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2026年10月1日木曜日

有蓋貨車短 ドイツ戦前型

邦有鉄道型式


バイエルン王国邦有鉄道 K. Bay. Sts. B. 運用 私有貨車 602 105 P(Märklin 46074)

 彼の地ではColonialwaarenwagenと呼ばれています。
 直訳すると「植民地時代の貨車」となってしまいます。
 これではさっぱりわかりませんね。
 そこで調べたのですが、詳細はこちらとこちらにありました。
 要は「デリケートな貨物用の施錠可能な貨車」 とのことだそうです。
 後者の図面と比べるとなんとなくですが、短い気がします。
 こちらの記載では他のシャーシーを転用したため? 
 大変残念ながら、1891年製ということしかわかりませんでした。
 Alois Dallmayr Kafee oHGの私有貨車です。
 実在するかはわかりません。

 Märklinのインサイダーモデルです。
 入手時に片軸が紛失していましたので、プレーン車輪を取り付けましたが、本来、下と同じスポークです。
 下記を手放してしまってから、なかなか機会がありませんでしたので、入手できてラッキーでした。

2022/3/29 入線

バイエルン王国邦有鉄道 K. Bay. Sts. B. Müchen 602 102 P(TRIX 23936)

 デジタルに傾倒していた頃、手放してしまいました。
 これは大失敗でしたね。

2003/11/17 入線
2009/2/21 譲渡


プロイセン王国邦有鉄道 K. P. Sts. E. 運用私有貨車 Gm Altona 501 052 P(TRIX 21218)

 BANANEN HUMBURGの私有貨車です。 

 換気ガラリとローディングハッチではなく、網のついた通風孔が8箇所ある点で、Verbandsbauart A2ではありません。
 下と同じ車両です。
 今回改めて調べてみましたが、この車に関する資料を見つけることは出来ませんでした。

 1988年の製品ですが、塗装やレタリングがとてもきれいなのが特筆されますね。 

2015/2/14 入線

バイエルン王国邦有鉄道 K. Bay. Sts. B. Gm Augsburg 41 201(TRIX 23936)

 上と同じ車両ですが、残念ながら、Liste bayerischer Güterwagenには該当する仕様や車番が掲載されておりませんでした。
 こちらのG 02(Bay)ではないかと思います。

 デジタルに傾倒していた頃、手放してしまいました。
 これは大失敗でしたね。

2003/11/17 入線
2009/2/21 譲渡

ヴュルテンベルク王国邦有鉄道 K. W. St. E. 有蓋車 Gm 29 979(TRIX 23952)

 上と同じ車両のWürttemberg仕様です。

 デジタルに傾倒していた頃、こちらも手放してしまいました。
 同様に大失敗でした。

2003/11/17 入線
2010/2/11 譲渡

 

NEW

ドイツ国鉄 DRG 運用 私有有蓋車 Gh. Hannover 546 702 P(TRIX 52 3625 00)

 Libby'sの私有貨車です。

 上の色違いです。
 Verbandsbauart A 2に似ていますが、ガラリの位置が違います。
 A 2にも両側に積載および換気フラップが2つずつあるものが存在するようですが、詳細はわかりませんでした。

 ショートカプラーになっていない時代の製品ですが、十分使えますね。

2026/9/19 入線


東ドイツ国鉄 DR 断熱冷凍車 Gknw 17-52-70(Piko 5/6445-015)

 この車は「Kühlwagen」と記されている断熱冷凍車ですが、見ての通り、その実はVerbandsbauart A2の元となったLänderbahnbauart の有蓋車、プロイセン邦有鉄道標準図 IId 8そのものですので、こちらでも紹介します。

 DR型式の「17」は以前紹介したGk(Hg)と同じ、断熱車を意味します。
 残りは、n:冷凍車で「冷凍食品に適さない」、w:「15 t 未満の負荷重量で、kippfähigではない」という意味でしょうか? 

 それはともかく、19世紀の終わり頃、プロイセン邦有鉄道は、機関車、炭水車、客貨車などの車輌や、鉄道施設などの標準化を進めました。
 その中において、15t積み有蓋車 標準図 IId 8として定められたのが、この車です。
 ドイツの鉄道は1920年に統一される前に、8つの(王国)邦有鉄道に分かれており、それぞれが独自に車輌を開発しておりました。
 しかし、共通乗り入れ等には問題があったため、標準化が求められました。
 これを受け、1909年にドイツ国立鉄道協会(Der Deutscher Staatsbahnwagenverband、DWV)が設立され、代表的な一般仕様の貨車11種類について、標準化を行いました。
 この際、ドイツで最も車両が多く、かつ標準化の進んでいたプロイセン王国邦有鉄道の設計が11種類中、9種類も採用され、その一つとして、プロイセン王国邦有鉄道標準図 IId 8を元に有蓋車A2が定められました。

 それでこちらのIId 8ですが、1890-1919年の間に、ブレーキ室の有無をあわせ約4,600輌が製造されたようです。(期間・数量には諸説あり)
 型式は、K.P.St.E.:Gml、DRG:G Hanover、G Stettin、DB:G 02、DR:G 03となりました。DBでは最後の一両が1960年に引退しました。

 上記のようにIId 8は、A2の基礎となった車ですので、非常によく似ており、外見上の見分け方が難しいですが、下記の差異があります。
・IId 8:右側が換気ガラリ、左側がローディングフラップ、位置は両方とも端から二番目のスパン、ブレーキ室屋根は丸い
・A2: 左側が換気ガラリ、右側がローディングフラップ、換気ガラリは端から二番目のスパン、ローディングフラップは右端のスパンにある、ブレーキ室屋根は尖っている
 下写真のメルクリンのA2と比べると違いがわかりますし、換気ガラリとローディングハッチのサイズと形状は、メルクリンよりもずっと古いPikoの方が実物には似ていますね。

 Pikoの製品は1960年代のものらしく、当時としては相当良い出来だったと思いますが、一方、シャーシーを他と共用したため、長さが3mm短かく、また、古いPikoなので、塗装やレタリングは良くないですし、成形品の車輪もだめですね。
 ですが、全体の感じはそれほど悪くなく、少なくとも、ROCOのリニューアル製品よりは、ずっと実車らしいですし、背の低さが再現されていると思います。

2000/3/22 入線

Verbandsbauart 協会設計 Musterblatt A 2

大公国メクレンブルクフリードリヒ-フランツ鉄道 M. F. F. E. 有蓋車 Gm 3547 (Märklin 4789)

 1989年製の「Wagen-Set Deutsche Staatsbahn Wagenverband」 8輌セットのうちの一両です。
 明らかに当時の同社のA 2ですが、Länderbahn時代にするためか、ブレーキ室の屋根が丸みを帯びたプロイセン王国邦有鉄道の標準図 IId 8のものになっております。
 ただし、車体はA 2のままですので、間違いモデルです。

2003/11/12 入線

 


バーデン大公国邦有鉄道 Baden Gm 22 505(Märklin 4789)

 同じセットの一両、上の色違いです。
 従って、1980年代のMärklinのA 2の欠点はそのままです。
 つまり、開閉するためのあまりにもごつい上側のドアレール、そして、一番の欠点である、この写真側(ブレーキ室が左側に来たとき)のローディングハッチと換気ガラリが左右逆で、また位置が違います。
 正しくは下のFLMの写真の通り、右がローディングハッチ、左が換気ガラリであり、位置も左は端から二番目のスパン、右は右端のスパンになります。
 こちらによりますとどうもMärklinは断面図を側面図と読み間違えたようですね。

 まあそれでもMärklinのA 2は、横から見たときには、ROCOの新モデルよりはずっと似ているように感じます。

2003/11/12 入線


NEW

オルデンブルク大公国鉄道 有蓋車 Nm 12 429 (GFN 5880 K)

 Verbandsbauart A 2です。

 下の色違いです。
 背の低い感じはよく再現されていますが、オーバースケールで、台枠の高さが異常に高い欠点があります。

2026/9/29 入線


ドイツ国鉄 DRG G München 64 988(Fleischmann 5365 K)

 DRG G Münchenは、Verbandsbauart(協会設計)に属す貨車で、Musterblatt(標準図) A 2により定められた積載荷重15tの汎用有蓋車(短)です。
 A 2はプロイセン王国邦有鉄道の標準図 IId 8の発展形であり、外見的には非常によく似ています。
 目立った差異として、換気ガラリ/ローディングハッチの違い(IId 8は向かって右側が換気ガラリ、左がローディングハッチ、場所は両方とも端から2番目のスパンにある、A 2は左側が換気ガラリで端から2番目のスパン、右側がローディングハッチで右端のスパンにある)、ブレーキ室の屋根が丸いのがIId 8、尖っているのがA 2です。なお、A 2にしてもIId 8にしても、改造により換気ガラリ/ローディングハッチの形状、数や位置が変更になっているものがあるようです。

 それでA-2ですが、ドイツの鉄道が統一される以前の邦有鉄道時代の1910年から1927年まで、第1次世界大戦があったこともあるのでしょうか、なんと12万輌以上もの大量生産が行われました。
 なお、生産量には幅があり、Web上では121,770〜14万以上の数値が確認されました。
 戦時賠償で多数が欧州各国に渡りましたが、それでもDRGに10万輌以上が継承されました。
 A 2は10万台以上あったため、一つの分類名では入り切らず、分類都市名 「München」及び「Kassel」が採用されました。
 更に1930年代の後半に、入換時の衝撃による破損を防止するため、車体端部の柱が強化されるとともに、側面の両端のスパンに斜め支柱が取り付けられました。
 第二次世界大戦後においても、4万輌以上がDBへ継承され、G 10及びGh 10となりました。
 1960年時点においても、19,500輌とダントツの一位でした。
 G 10はその後減り続けますが、1970年においても4,000輌が残っていました。コンピューターナンバー化により、Gklm 191となりますが、最終的に1970年代末まで使用されました。
 ただし、A-2の生涯はこれで終わったわけではなく、本車の解体部品や台枠を転用してドイツ連邦鉄道 DBは約2万5千輌にも及ぶ有蓋車の大量増備を行いました。これらは2000年代に入るまで、現役でした。

 FLMもA 2の例に漏れず、幅が2mm!も広いそうです。シャーシーが分厚く、そのせいか線路からの車体の高さが高すぎるように感じます。

2011/2/9 入線


ドイツ国鉄 DRG 有蓋車 G München(Liliput 21 302)

 実車の説明は上の通りです。
 こちらは1980年代のLiliputの製品ですが、元々は恐らく1970年代の初期の製品ではないかと思われます。
 ドイツの模型クラブの評によると、この製品は短すぎるのだそうです。
 それ以外にも、この製品には、標記がでたらめという大問題があります。
 見ての通り、「Deutsch Reichsbahn」とありますが、その下に「102445」そして「G 10」!とあるのです。
 これはいくらなんでも絶対に変です。
 すなわち「G 10」とはDBがそれまで使われていたGattungsbezirkeに代わり、1952年10月より使用開始した型式名ですので、戦前の時点では影も形もありません。
 更に言うならば、DBのG 10の車番は、110 000〜139 999のいずれかなので、こちらも間違っています。ちなみに車番100 000〜109 999は、邦有鉄道貨車や大容量貨車などに割り振られています。
 あと車端部の補強も入っていませんね。(これは全車に施されたのかわかりませんが)

 1980年代にはこんな製品が出回っていたのですね。
 余談ですが、AFVモデルのTrumpetterやSABREモデルが、A-2の1/35のプラキットを「独軍軍用有蓋車G 10」として発売しておりますが、この製品を真似したんでしょうかね。
 だとしたらとんでもない間違いで、戦前のドイツなら「G München」か「G Kassel」にならなくてはならないはずです。Gh Karlsruheもありですが。

 いずれにしてもドイツを代表する有蓋車G 10ですが、BRAWA以外にまともな製品がないことを、今回はじめて知りました。

1988年入線

エルザス・ロートリンゲン鉄道 EL 有蓋車 Gm 38 699(Liliput L240125)

 上と同じモデルですが、品番の通り、Bachmannに吸収された後の製品です。
 塗装はきれいですが、形状の誤りは従来通りです。

2015/9/26 入線

ドイツ連邦鉄道 DB 有蓋車 G 10 130 389(BRAWA 49026)

 ついに入手しました!
 ブレーキ室が撤去された姿です。
 実車らしさは勝っているように感じますね。

2022/3/31 入線


ドイツ連邦鉄道 DB 有蓋車 G 10 130 389(BRAWA 49026)

 同時に二台入手しました。
 Brawaの模型は従来とは一線を画す正確な考証、スーパーディテールですが、価格が非常に高く、簡単には手を出せないのが残念です。
 また私有の広告車が多くて、一般型が手に入りにくいという問題がありますね。

2022/3/31 入線

 


バイエルン王国邦有鉄道 K.Bay.Sts.B. Gm München 32 596(ROCO)

 ROCOの2000年代に入ってからの製品と思います。

 私は邦有鉄道形式と思っていましたが、実はA 2でした。
 正直、全然気づきませんでした。
 それもそのはず、この製品は車体の高さが実物よりも2mm!!も高いのです。
 実物で174mmの差ですよ!!
 道理でA 2には見えないわけですね。
 欧州のHPに、車体を中央上部で切断し、板一枚分を減ずという荒業を行っているページがありましたが、感じは相当良くなっていました。
 しかし、相当な腕前とレタリングが必須ですので、諦めるしかないですね。

 それにしてもスタイルだけなら、四半世紀前の1977年のオーストリアのG 10の方がずっと似ているなんて……、なんとも情けないというか、呆れてしまうおかしな話ですね。

2003/5/17入線


ヴュルテンベルク王国邦有鉄道 K.W.St.E. 有蓋車 Nm 33 874(ROCO 47050)

 上の色違いです。
 致命的な高さの問題があるからか、欧州では10ユーロ以下で売られていたそうです。
 それなら車輪と出来の良いシャーシや各部の部品用として買えますね。

 G 10は、BRAWAから決定版が出ていますが、相当高い(約40ユーロ!)ですし、何よりも圧倒的多数で、数が必要なので車体をやり直して再発売して欲しいです。

2003/5/17入線


ヴュルテンベルク王国邦有鉄道 K.W.St.E. 有蓋車 Nm 33 874(ROCO 47050)

 上と全く同じです。
 セットに含まれていました。

2021/11/16 入線

 


ドイツ国鉄 DRG 私有貨車 Erfurt 544 076 P(Märklin 47895)

 こちらもA2です。
 メルクリンのA2としては新しい方の製品で、上の製品で問題のあった換気ガラリ、ローディングハッチの位置は修正され、また形状も正しくなりました。
 開閉式のドアがごついのはやや残念です。

 車端スパンに斜め補強材の入った1930年代以降のスタイルを再現しています。

 見た感じもよく(少なくとも上のROCOよりはずっと似ている)、うちにあるA2では最も良い出来だと思うのですが、残念なことに大変入手しにくいモデルです。

 原因が全くわかりませんが、単品販売がなく、かつ、発売されているのが広告車ばかりで、一般的な仕様が殆どありません。

 こちらもDRG時代の私有貨車ですね。

 ぜひ単品販売して欲しいです。

2016/7/19 入線


EHH 有蓋車 1(ROCO)

 車端部に補強ブレスの入った1930年代後半以降のスタイルです。
 保存車仕様のようですね。

上の反対側面
 残念ながら大変きれいな印刷の反対側の文字が乱れてしまっています。例のクレームシートを送ったのですが、品切れとのことで対応してもらえませんでした。

 塗装が汚いのでいっそ塗り直してしまいたいです。
 ガスナーのレタリングは手に入らないでしょうか?

2003/5/17入線

ドイツ国鉄 DRG 有蓋車 G München 78 456(ROCO 44003)

 同じG Münchenですが、換気ガラリの位置や形状はこちらのほうが正しいです。
 しかし、側面に上とは全然違う斜めの補強ブレスが入っています。
 これは上記の1930年末の補強ではありません。

 実はこの車両、オーストリアのG 10なんだそうです。
 これも上の記事を書くにあたり調べて初めて知りました。
 確かにごついし、細部は良くないですが、形状自体は新しい方よりもずっと似ています。

1988年 入線
2014/12/24 譲渡


ドイツ連邦鉄道 DB 有蓋車 Gklm 191 112 9 699-1(ROCO 44002)

 上記の通り、オーストリアのG 10ですが、Webで調べたところ、いつも通り、実車については何の情報も得られませんでした。
 ただし、上記情報はドイツの複数のHPに出てましたし、車体ドア脇の斜めのブレスのあるG10の写真は、一枚も見たことがないので、多分正しいんじゃないかと思います。
 そういうわけで、オーストリアの正式な型式はわかりませんでした。

 他にもこの製品は、シャーシーが他の転用のため、実車にはないはずの補強トラスがあったり、貨物ドア下のステップがなかったりと、問題は多いです。
 とは言うものの、写真を見てわかりますように、この製品は相当感じの良いモデルで、G 10らしさがよく出ていると思います。
 サイズも正確だそうで、少なくとも約30年後に発売された背が高すぎる全面改訂版よりも遥かに似ています。

 ドイツのHPによりますと以前は、この車の斜めブレスを落として、DBバージョンにする改造が流行ったそうですが、流石にBRAWAの決定版が発売されてからは、行われなくなったらしいです。
 レタリングはきれいですが、残念なことにUIC型式がGklm 231となってしまっています。これはGklm 191が正しいですね。

 なお、下の方に「G 10」と併記されておりますが、UIC標記に切り替わる時期にはこのように併記されていた例があるそうで、他の模型にも見られます。

 なお、ROCOはこの車のオーストリア国鉄仕様を発売しておりませんでしたが、その後、44006として、上記8輌セットのÖBB Ep.4仕様が発売になっています。

1997/11/30 入線

Austauschbauart 互換設計貨車

ドイツ国鉄 DRG 有蓋車 Gr Kassel 80 007(Märklin 48750)

 Gr Kasselは互換設計貨車です。
 Wikipediaによると、「分類都市名「カッセル」有蓋車は、図面A2に基づく標準設計に基づいていました。標準化のため、「Omケーニヒスベルク」型無蓋車と同じ台枠が使用され、貨車本体はそれに合わせて改造されました。これらの変更により、積載長:7.72m、積載幅:2.74mとなり、標準設計の貨車より1t重くなりました。バッファ間距離(手ブレーキ無):9.1m、手ブレーキ有:9,8mでした。WB:4.5mのままで、広軌への移行用貨車として適していました。
 その他の顕著な違いとしては、平屋根の代わりに樽型屋根が採用されていること、およびブレーキ室が台枠に取り付けられていることが挙げられます。車体は、ドア横の側板を補強する斜めのブレースによってさらに安定化されていた。各側壁には、荷室ドアと換気フラップが設けられており、片方は常に側壁の端に位置していた。分類都市名「カッセル」の車番は80 001から88 263でした。」

以上引用終わり。

 1927年から生産が開始され、合計8,263両が製造されました。
 1977年に引退しております。
 型式はGr Kassel → G-20 → Gklm 193となっています。
 ちょうど世界大恐慌に当たったこと、またG Münchenがあまりにも多かったことから、Gr Kasselの生産量は少なかったのですね。

 Märklinの製品は2000年代の入ってからのものだと思います。

2022/3/29 入線

NEW

ドイツ国鉄 DRG 有蓋車 Gr Kassel 80 127(Märklin 46821)

 上と全く同じモデルです。

2026/9/19 入線

ドイツ連邦鉄道 DB 有蓋車 Gr 20 150 622(Märklin 48753)

 上のDB時代です。

 有名なGr Kasselですが、どういうわけか模型鉄道の世界では冷遇されており、長年、ROCOのシンプルシリーズやPikoの製品が「Gr Kassel」として扱われてきました。

 しかし、これらの製品はGr Kasselではありません。
 それどころか、ドイツ製ですらなく、その実態はポーランド国鉄のKdfなのです。

2022/3/29 入線

参考:PKP Kdf(DB G 90)

 Kdfは、Gr Kasselによく似ていますが、換気ガラリとフラップの位置が全然違いますね。
 Gr Kasselは、フラップとガラリが逆で、その上、フラップの位置は右端になっています。


ドイツ国鉄 DRG 有蓋車 G Kassel 2074(TRIX 20/74)

 戦前製の製品とのことでしたが、戦後わずかの時期かもしれません。
 TRIX EXPRESSで、ブリキ製です。 

2023/4/23 入線

Geschweißten Bauart 溶接構造貨車


ドイツ連邦鉄道 DB 有蓋車 Gmrhs 30 226 347(ROCO 47521)

 Gmhs 30(Gmrhs Oppeln)は溶接構造貨車です。
 Wikipediaによると、「一般貨物輸送の高速化というニーズに応えるため、1937年以降、「Gs Oppeln」型高速貨車が量産されました。軸距:6m、外部縦梁、板バネ7枚で構成される長さ1400mmのサスペンションスプリングを備えたこれらの車両は、最高速度90km/hでの走行が認可される可能性がありました。バッファ間距離:9.1m、積載容量:45m³、積載量:15t、耐荷重:17.5tでした。テーパー状のトラス構造を採用し、ヒルデブランド・クノール社製の圧縮空気ブレーキ(Hik-GP)を装備していました。」

以上引用終わり。

 1936年から生産が開始され、合計28,077両が製造されました。
 1979年に引退しております。
 型式はGmhs Oppeln → Gmhs-30 → Glm 200となっています。
 本形式は一つ前の互換設計貨車Gs Kasselよりも更にWBが1.5m伸びて、90km/h走行を実現しています。

 ROCOの製品は2000年代の入ってからのもので、シンプルシリーズとはグレードが全然違います。

2002/2/11 入線

Kreigsbauart 戦時型


ドイツ国鉄 DRG 有蓋車 Gmhs Bremen 5950(ROCO 46974)

 Gmhs Bremenは戦時型貨車です。
 Wikipediaによると、「これらの有蓋車は、戦時中の要求に基づき、積載量20tで開発されました。軸距:7m 、総積載容積:60.7m³  、自重:9.3トン、バッファ間距離(手ブレーキ無):10mでし た。
 下部フレームは圧延形鋼でできており、トラスフレームはありませんでした。
 6層構造で 長さ1200mmの板ばねが採用され、側壁はドア横の2枚の側板に斜めの補強材で補強されていました。
 1927年以降に製造されたほとんどの有蓋貨車と同様に、樽型の屋根を持ち、側壁の端にはグリル付きの積載・換気ハッチが組み込まれていました。最高速度は90km/hで、蒸気暖房システムを備え、ヒルデブランド・クノール圧縮空気ブレーキ(Hikブレーキ) が装備されていました。 」

以上引用終わり。

 1943年から生産が開始され、合計13,590両が製造されました。
 1979年に引退しております。
 型式はGmhs Bremen → Gmhs-35 → Glm(s) 201となっています。
 本形式は一つ前の溶接構造貨車Gs Oppelnよりもバッファ間距離、WBが1m伸びています。これは戦時下における積載量5t UPによるものでしょうか?
 他方、戦時型故の構造や材質の悪さから、Umbauの種車になっていますね。

 ROCOの製品は2000年代の入ってからのもので、シンプルシリーズとはグレードが全然違います。

2002/2/11 入線

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